NyasPaper

ストレス社会を闘うあなたに猫を。

白血病ウィルス陽性の猫シアンが今も元気で暮せる3つの理由

   

青い目を持つ白猫のシアン。

白血病猫

ご飯を食べたり、寝たり、ご主人と遊んだり。シアンは他の猫となに変わらぬ暮らしをしている。唯一の違いは、シアンがFeLV(白血病ウィルス)陽性だってこと。つまり、シアンはいつ白血病を発症しても不思議でない猫であるということだ。

白血病猫

飼い主である@mynameiscyanofcatさんがシアンを飼い始めたのは、今から約1年前。猫の里親募集をするインターネットの掲示板で保護猫のシアンを見つけたのがきっかけだ。

元野良猫であったシアンは保護された時に受けた白血病の検査で、引き取る前からFeLV陽性であることがわかっていた。

病気持ちでない保護猫が他にもいるなか、なぜわざわざ飼い主さんが白血病のシアンを引き取ったのか?といえば、猫の白血病は猫から人やその他動物への感染はないが、猫から猫へと感染するからだ

白血病猫

シアンを初めに保護した方には既にシアン以外の猫が3匹いて、シアンと一緒に自宅で飼うと感染する恐れがあった。そこで、その保護主さんは自宅から離れた職場でシアンを飼うことにしたのだ。この話を聞いた飼い主さんは、シアンを引き受けることに決めた。

飼い主さんの家に来てからのシアンはこの1年間白血病を発症することもなく元気に過ごしている。これはシアンの頑張りに加え、保護主さんと飼い主さんの献身的な支えによる賜物である。

白血病猫

残念なことに、現在の医療でFeLV陽性を根治できる治療法はない。しかし、根治はできなくても症状を和らげる対処療法はある。

シアンがFeLV陽性であると知った保護主さんは、1回3000円から5000円する高額なインターフェロン治療をシアンに受けさせるために動物病院へ1年間通い続けた。

その結果、陰転(FeLV陰性)にはならなかったもののインターフェロン治療により免疫力が高まり、飼い主さんが引き取った時にはFeLV陽性の猫とは思えないほどシアンの体調は落ち着いていた。

白血病猫

また、シアンと一緒に暮らすようになった飼い主さんは、食事と排泄を中心に、毎日欠かさずシアンの体調に細心の注意を払っている。

例えば、食事は朝と夜のみで、おやつは絶対に与えない。かつ、与える食事もシアンの体に合わせて獣医が選ぶ療法食のみだ。

これは、毎日決まった時刻に決まった食事を与えることで、シアンの体調変化に気づきやすくするためだ。間食などいつもと違った食事をすると、シアンが食事を拒んだ時のその原因が、体調不良なのか?満腹なのか?判断できなくなる。

また、シアンが排泄した時にはその硬さ、色、血が混じっていないか?など、その都度確認している。これはシアンの体調変化が糞便に出やすいためだ。

過去に一度、シアンが腸炎を発症したことがあったが、その時は血便であることに気づいた時点で病院に連れていったために大事に至らなかった。

「FeLV陽性猫であろうとなかろうと。シアンを飼ううえで気をつけていることは、動物と一緒に暮らすうえでどれも当たり前のことです。他の猫と一緒に飼ったり、室外で飼ったりすること以外は、FeLV陽性猫も一般の猫も変わりません」

とシアンの飼い主さんが話すように、たしかに飼い主が体調の悪い猫を病院に連れて行ったり、食事・排泄に気を遣ったりするのはどれも当たり前のことだ。

しかし、この当たり前を続けるのがどれだけ困難なことか。自分のお腹を痛めて産んだ子ならまだしも、そうではない保護猫ときたらなおさらでは?と思うのは筆者だけではないだろう。ほんと、シアン、保護主さん、飼い主さんには・・・

白血病猫

この記事にコメントをする

 - 猫の気持ち ,