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【読者企画】徐東輝さんインタビュー③大学生ピッカーの皆さんへ

      2016/08/16

sontonfi

視野を広げ視座を高くする

小室:振り返るに、私がNewsPicksを始めた頃、どうコメントしたらいいのかよく分かりませんでした。まず考えをまとめるのに一苦労。ひと頑張りして何かを入力できても手厳しい指摘が次々飛んで来ると怖いなと思いそっとデリート。何とかコメントを書けるようになっても、今度はlikeが全然つかない。これは大変だな、と思いました。

:小室さん、今では結構沢山の記事にコメントを書いてますよね。

小室:いやいや、最初の頃は本当に面喰っていたものです。社会人の私でさえそうでした。学生のピッカー(ユーザー)の方は沢山いるようですが、人生経験の量からするとコメントを記すのは社会人よりさらに難しいのだろうと思います。どうすると発信しやすくなると思いますか。

:せっかく大学生のピッカーがたくさんいるならコミュニティを作るといいと思います。同世代の間であれば意見を出しやすいでしょうから。ただし、集まるだけでは漂流してしまいかねないですね。一人でも多くの学生がより積極的に発信できるようにしたいです。

小室:より積極的に発信できるようになるためにはどうしたらいいと思いますか。

:記事を見つけたらまずNewsPicks「続きを読む」を押して記事を読み、しっかりとニュースに触れて意見を組み立ててからコメントを読むといいと思います。そうでないと有力ピッカーのコメントや多数派の意見に流されてしまいやすくなります。

 自分がその記事を読んで組み立てた考えと、ピッカーのコメントを読み比べると、自分の思考の現在地点が分かります。

 どうしても嫌という訳でなければ、興味のあるニュース以外も読んでみるといいと思います。自分があまり知らない分野の記事を読んで視野を広げるのもいいのではないでしょうか。様々なピッカーがこういう視点、ああいう視点と様々な視点を示しておられます。NewsPicksでは個別記事へのPickコメントによってたくさんの「視点」に触れられるので、それを基に自分自身の視点をどうするか参考にできます。さらに、自分が興味のない分野や苦手な分野の記事にあえて触れることで、視野を広げ視座を高くできます。

小室:でも、簡単に出来るものでもないですよね。

:自分はまだまだ不足しているのかもしれないと思っても諦める必要はないと思います。NewsPicksでの有力ピッカーはこれまでの経験から高い視座に立ち、ご自身なりの視野から発信しているのであって、自分がそれに至らないとしても別に不思議ではないですよね。

 そのため、学生同士で直接集まるようにして、自分はこの分野が得意/苦手と話しながら意見を言い合う勉強会を開くといいのではないでしょうか。

小室:そうですね、リアルに会えるといいでしょうし、今なら遠距離でもskypeなどを使ってインターネットを経由して話し合いやすくなりました。工夫次第で多くの人を一つの場に接続できると思います。

コメントを短くするか長くするか

小室:少し視点を変えて伺います。堀江貴文さんは((筆者補足)学生であるかに関係なく)短いコメントがいいという意見を提示していますよね。学生も短文コメントにするのがいいと思いますか。

:学生にとって短文コメントはかなり難しいですし、あまり意味が無いと思います。堀江さんは人生の蓄積があるから言いたいことをコンパクトにまとめられるのでしょう。さらに「堀江貴文」さんが言うからこそ短文コメントに意味をこめることができるのであって、学生がそんなすぐに有意義な短文コメントが出来るとはとても思えません。

 短文のイメージが強いTwitterでも1投稿は140文字までに増やせます。その文字数いっぱいで書けるためには一定のバックグラウンドが要るでしょう。短いコメントでもlikeがつくのは、誰もが思っていたことを的確に表現している、バックグラウンドのある人が「その人が言ったからこそ意味がある」というコメントを発信している、という場合ではないでしょうか。

 学生は、なるべく短くコメントするよりも、できればNewsPicksのコメント欄という「思想の自由市場」に新たな価値を提供すべく、新しい視点を提供する、より詳細なロジックを提示してみる等の挑戦をするといいですよね。U25のプロピッカーだった山田陸さんはその最たる例で、一つ一つのコメントが本当に丁寧かつ詳細で、彼のコメントを記事の一部にしてほしくなるときも少なくありません。

 そして「継続は力なり」であると信じています。コメントを書き続け、習慣にしてしまうことが大事だと思います。

小室:日々の習慣で地力を蓄えていくということですね。

今日は色々とありがとうございました。私自身も勉強になりました。

gassyuku fukei

■本記事の目次
第1回:若者と政治
第2回:今後の将来展望

次週からは奥田絵美さん(株式会社ママそら 創業者 代表取締役)とのインタビューで株式会社ママそら創業までと事業展開について伺います。

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