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ストレス社会を闘うあなたに猫を。

海外童貞をブラジルで捨てた僕が伝えたいたった1つのこと〜「ブラジルの人聞こえますかー?」て聞く暇あるならブラジル行け編〜

      2016/08/21

アイドル猫

僕がブラジルに行ったのは大学4年生の時。ブラジルに行くまで一度も海外に行ったことがなかった僕が、なぜ初海外に日本から最も遠い国ブラジルというを選んだか?といえば、アメリカ留学から帰ってきたばかりの友人から送られてきたYouTubeの動画がきっかけだ。

友人から送られてきた動画は、映画『世界から猫が消えたらなら』にも出てくるイグアスの滝。最大落差80m以上とも言われている滝のその迫力は、携帯の小さな画面を通しても度肝を抜かれた。この動画と一緒に、

世界の三大滝にも選出されたイグアスの滝を見ずに死ぬ人生と見て死ぬ人生。お前はどっちを選ぶんだ?

まるでスティーブ・ジョブズかのような口説き文句のメール文が添えられており、脊髄反射的に

見て死ぬ人生

と即レスしたことで僕のブラジル行きが決まった。「人生は小さな決断の連続で、その小さな決断が自分の人生を決める」とはよくいわれるが、この時僕がブラジルに行くと決断したことは、たしかに今の僕の人生を作っている気がしなくもない。なぜなら、このブラジル旅行を通じて

Just do it!

の精神を身をもって学んだからだ。2週間のブラジル旅行には、どんなに安く見積もっても50万円かかることがブラジルに行くと決めた後でわかった。

出発日まで残された時間はわずか3ヶ月。にも関わらず、僕の銀行口座には1万と数十円しか残されていなかった。

Just do it!

考えている時間が残されていなかった僕は、学生ローンを組むか?オヤジを狩るか?1ヶ月間病院に缶詰めになる新薬の治験バイトをするか?の三択で悩んだ末、治験のバイトで50万を捻出することに決めた。

毎日数時間置きの注射は正直しんどかったが、食ってる寝るだけというニート生活を送っていたにも関わらず、この痛みに耐えただけで大金が転がり込んだ。

男でも体を売って大金が稼げることを社会人になる前に知れたのはブラジル旅行のおかげ。この治験のバイト以降、いざって時のために僕は今でも腎臓を大切にしている。

治験とオヤジの代わりに友人狩りをして捻出した計70万円で、僕と友人はマナウス、サンルイス、コロンボ、リオデジャネイロ、サンパウロのブラジル主要5都市を巡るブラジル制覇の壮大な旅行計画を立てた。

大学生、しかも初海外でブラジル全土を制覇する。これはサッカー日本代表がブラジル代表を1ー0で下した、マイアミの奇跡に次ぐ奇跡ではないか?旅行計画を立ててからの数日間、奇跡を実現する軌跡を想像することに興奮した僕は、毎晩7時間しか眠れなかった。

brasill

数日間続いた不眠症のせいなのか?はたまたデルタ空港のスチワーデスのデルタゾーンのガードが想像以上に固かったせいなのか?初海外のフライトにも関わらず、アトランタ経由でマナウスへ向かう機内で僕はぐっすり眠れた。

ヨダレダラダラの僕とは対照的に、24時間フライトに加え日本との時差12時間ということもあり、マナウス空港に到着した直後の友人の顔は、この世の終わりのような顔をしていた。

そんな友人をよそ目に、日本にいたときよりも3倍の睡眠時間を確保できたことに加え、初めて国境を超えたという感動から、僕のテンションは薬をキメてる人よりも高かった。

この高まるテンションを何かしらの形で表現したいという衝動に駆られたアーティスト志望であり現在サラリーマンをする僕は、旅行ビギナーなら誰でも一度はやる定番を空港のカフェで早速試すことにした。

Muito caro

Muito caroとは、ポルトガル語で「値段が高い」という意味。空港のカフェで注文したコーヒーを出す店員に対し僕は、まくし立てるようにポルトガル語を言い放った。『地球の歩き方』を右手に持ちながら。

What do you mean?

続く

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