【危険】血液クレンジングを安易に受けるべきでないたった1つの理由【副作用】
2016/08/13
血液クレンジングとは
オゾン療法(血液クレンジング)は、血液を脱血し、そこにオゾンガスを混合し、オゾン化した血液を体の中に戻す治療方法です。
脱血される血液の量により少量自家血療法と大量自家血療法の2つの治療方法があります。
少量自家血療法は3~5ccの血液をオゾン化、大量自家血療法は100~200ccの血液をオゾン化します。
若い女性の間で人気のある血液クレンジングといえば、後者の大量自家血療法を指します。
血液クレンジングは保険でも認められれっきとした治療方法であり、がん、悪性リンパ腫、リウマチなどの自己免疫疾患、B型肝炎、C型肝炎、HIVなどに有効性があります。
しかし、保険適応はあくまでも上記疾患であって、若い女性がアンチエイジングの目的として治療を受ける場合には保険適応外です。
血液クレンジングを受けた女性の声
血液クレンジングなう。赤坂AAクリニック。今日は遺伝子検査も一緒に。肥満遺伝子等々調べます pic.twitter.com/lOtnwAhBk6
— Karen Michibata (@KarenMichibata) April 8, 2013
Roy点滴で血液クレンジングと点滴してきたよ✨✨
点滴いきはじめて1年経ったけど代謝と肌の調子がどんどん良くなってる☺️ pic.twitter.com/YuOONm1PTC— 藤本有紀美(11/19所沢航空公園) (@passpoyukimi) May 22, 2016
https://twitter.com/yuriuri96/status/719801315031781376
血液クレンジングを警告する医師の声
女性タレントをはじめ若い女性の間で注目されている血液クレンジングですが、医師の中では別の意味で注目されています。
「血液クレンジング」とかいうものの話が流れて来てますけど、「血液を直接いじる」って実はかなり過激な行為なんですよね。体表に何かを塗ってもとんでもない猛毒でもない限りは死んだりしませんが、血液への混ぜ物は通常は安全な物体でもアッサリ死にます。実際牛乳を点滴して死なせた事件がある。
— PKA (@PKAnzug) October 2, 2015
もちろん、偶然にも副作用が少なく気軽に主作用を期待できる、という薬も中にはありますが、人体は絶妙なバランスの上で成り立ってるので、不用意にいじると大抵ロクなことになりません。だから有益な薬も用法用量を厳重に守らんと毒になりますし、許容範囲の副作用で有益な薬を作るのは本当に難しい。
— PKA (@PKAnzug) October 2, 2015
なんで血液クレンジングとか話題になってんのかと思ったらこれか…若者よ、いざという時に点滴すぐいれられるよう血管は大事にするものじゃぞ…わけわからんちんなものに使って血管痛めるでないよ… pic.twitter.com/RtofbC8YVa
— タビトラ (@tabitora1013) September 30, 2015
「無意味+リスク」でむしろ有害かな>血液クレンジング
『体から出た黒っぽい血が赤くきれいになる!』て、それ自分の肺で休むことなくやってますよ。
普段の採血は腕とかから取りますよね。あれは『酸素を渡して二酸化炭素を受け取った後の血液』だからああいう色。動脈から採れば赤いです。
— KGN (@KGN_works) September 30, 2015
血液クレンジング…静脈血を一度採決、オゾンで無理やり酸化して体内に戻す…
めっちゃ体に悪そうです受けたくないです。
つか静脈血は酸素消費済みで黒ずむって中学校理科レベルの話のような…https://t.co/zLdpD5riDXhttps://t.co/MT5gAw4CU1— キヨートマト(にくきゅう) (@KIYO299) September 30, 2015
わざわざ高い金を払ってどこぞの自由診療クリニックの血液クレンジングなんか行かなくても、もしあなたの体内に肝臓と腎臓があってウンコと小便をしていれば、それだけで24時間365日いつでも超高性能な血液クレンジングを無料で受けていられるようなものです。
— レ点 (@m0370) September 30, 2015
「血液クレンジング」はオゾンを使うそうですね。既に何人も受けてますから、高率で死ぬものではないことは確かです。ただ、謳われている効能については極めて疑わしい。某所で調べるとまー景気のいいことで、がん、自己免疫疾患、HIV感染、慢性腎不全、肺気腫、糖尿病などに適応があるとされてる。
— PKA (@PKAnzug) October 2, 2015
つまり、さっきの「適応症一覧」は明らかに医学的な判断で選ばれたものではなく、単に「深刻に困ってる人が多い病気」を並べたものなんですよ。白内障とか下肢静脈瘤も並んでましたが、これは「治療はあるけど外科的で怖がる人も多く、患者数が多い」で、発想は一緒。要するに「カモの候補」です。
— PKA (@PKAnzug) October 2, 2015
PKAさんが言及した「日本酸化療法研究会」にある「適応症一覧」。突発性難聴が含まれていないんだよね。PKAさんのご指摘通り、『明らかに医学的な判断で選ばれたものではなく、単に「深刻に困ってる人が多い病気」を並べた』だけ。ほぼエビデンスなし。
— なとろむ (@NATROM) October 2, 2015
臨床試験では「オゾン療法(自己血液療法)」の合併症はなし。きちんと管理すればさほどリスクは大きくないのだろう(n=30程度だけど)。しかし、エビデンスのない疾患にまで「血液クレンジング」を行うクリニックによる管理は信頼できるかね?私だったらまっぴらごめんだ。金もらっても嫌だ。
— なとろむ (@NATROM) 2015年10月2日
血液クレンジングの論文は、2年前に調べた方がいる。http://t.co/7u59CeNud4
(ぼく自身は調べたことがないので、なんとも言えないが、お勧めする方がこの論文と提示するのが筋だろう)
— 上海II@非文化人 (@shanghai_ii) October 1, 2015
専門家の意見(エキスパートオピニオン)てのも一応エビデンスってことにもなるが,何言ってもいいってわけじゃないで。まず専門家であって,過去のエビデンスに熟知し,なおかつ臨床データと基礎研究知見に基づきかつそれを否定する質の高い研究がないことが前提。血液クレンジング推奨医の大半が脱落
— シン・EARL@退化中 (@DrMagicianEARL) October 2, 2015
査読付き論文の引用でないなら,どっかのサイトに血液クレンジングの治療成績書いてあって「効果あり」と言っていてもそれは単なる落書きで,エビデンスとは言いません。たとえ医師のサイトであっても。小学生の自由研究にも劣るレベルです。
— シン・EARL@退化中 (@DrMagicianEARL) October 1, 2015
おやおや分かりやすいですね。査読付きのエビデンスについて触れたらこれですわ血液クレンジング厨 pic.twitter.com/4uXf9dJdyg
— シン・EARL@退化中 (@DrMagicianEARL) October 1, 2015
「血液クレンジングに反対する人たちは心の汚い人が多い」というご意見を拝見してしまい仰け反っている。
— はなびら葵 (@hollyhockpetal) October 2, 2015
身体だけでなく心も綺麗にすると噂の血液クレンジング。しかし、その推奨する根拠は極めて乏しく、血液クレンジングを推奨する医師は多くないです。
アンチエイジング目的での血液クレンジングは危険ですので、絶対に辞めましょう。