AppleMusicで聴ける猫の歌10曲
2016/08/13
皆さん、使ってますか?Apple Music。7月1日リリース、初回は3ヶ月の無料トライアル期間がありますので、料金を気にせず楽しんでいる方も多いかと思います。私ももちろん使っています。
群雄割拠の音楽ストリーミングサービスの中において、Apple Musicが特に重視するのは音楽との出会い。For youというレコメンド機能や、DJが選曲し24時間流しているRadio機能など、理念を体現する機能が盛りだくさんです。
初めは私もそれらを楽しんでいましたが・・・どうも物足りないのです。Appleといえども、個人の趣味嗜好にバッチリ合わせたレコメンドというのは、まだなかなか厳しいのかもしれません。やはり受け身だけでなく、能動的に隠れた名曲を探しにいく姿勢も必要なのかもしれませんね。
ということで、iTunesの右上の検索欄に「猫」と入れて検索すると・・・
そこでは至高の猫ソング達との出会いがありました。ロック、パンク、メタル、ラップ、クラシック、ジャズ、アニソン、アイドルソングと多岐ジャンルに渡り名曲に携わっておられますのは、さすが猫さまと言ったところです。
本日は私DJともっくすが、Apple Musicで聴ける猫さまソングから厳選した10曲を紹介するNya!!
Check it out!!
第10位 猫のレインブーツ(イロクイ。) アルバム「おわらないせかいのうたいかた」より
イロクイ。というヴィジュアル系ロックバンドの曲です。エレキギターとエレキベースの疾走感が気持ち良いナンバー。
歌詞の主人公は猫。想う相手がいるようですが、恐らく人間でしょうか。いつも幸せを願っている相手を雨の下びしょ濡れで見つめていますが、気づいてくれないようです。相手の背丈に合わそうと、長靴を履いてみる猫。それでも声は届かない・・・。切ない猫さまです。
第9位 君と話せたなら〜黒猫と僕〜(CRYSTAL BOY)
CRYSTAL BOY
ジャンル: ヒップホップ/ラップ
リリース日: 2015-07-15
価格: 250円

posted with sticky on 2015.7.29
HIPHOPグループのnobodyknows+のメンバーであるCRYSTAL BOYのソロシングル。ゆったりとした曲調のラップナンバーです。
歌詞の主人公は黒猫。一人暮らしの女の子に飼われているようです。しかし飼い主の女の子はいつもつらい顔をしています。その原因は女の子の彼氏。女の子の部屋に時々やってくるその男は、女の子を本心から愛しているように見えません。自分の方が女の子を愛していると思う黒猫。女の子のことを抱きしめたいし、慰めたい。しかし黒猫は「ニャー」と言うことしかできません・・・。そして最終的に黒猫は・・・。
第8位 猫(クレイジーケンバンド) アルバム「ZERO」より
みなさまご存知のクレイジーケンバンド。タイトルはまさしく「猫」。哀愁漂う、フレンチポップスのナンバーです。ところどころ、本物の猫の「ニャー」という美しい声が入っているのもステキです。
猫のような、猫なで声でじゃれついてきた女の子を想う歌詞。メランコリックな雨の日に、その子を想って叫びます。しかしそれも虚しく、「まわる猫の目のように悲しみだけが猫滑り」。
第7位 あくび猫(羊毛とおはな)
アコースティックデュオの羊毛とおはなの曲。こちらはNHKのみんなのうたにも採用された、優しくメルヘンな世界を歌ったナンバーです。
歌詞の主人公は小さな男の子。いつも街角でひなたぼっこして、あくびをしているぶち猫を見かけます。この猫で運試しをする男の子。「逆上がりができない」「ピーマンが食べられない」。あくび猫が笑ってくれたら、叶うかもしれない。そんな風に見ていたら、いつのまにか夕暮れ。あくび猫、また明日。
第6位 天下布猫〜ねこメタル〜(織田のぶニャが?) アルバム「のぶニャがの野望 天下布猫」より
この曲は、DeNAが運営、“ねこ武将”が戦国乱世の覇を競うソーシャル戦国シュミレーション・ゲーム『のぶニャがの野望』とのコラボレーションシングル。世界初の新ジャンル、ねこメタルです。
侵略を進めるねこ武将の力強さが現れているナンバーです。理想実現のためには多少の非情は是非もニャし。豪快に突き進むべし。ですが、家来による騙し討ちには気をつけニャー。
アルバム内には、曲に合わせて体操が出来る「まシャムね体操 ~猫視耽々~」や、夏のお祭りにぴったりな「うつのミャー音頭」も収録されており、一粒で3度おいしいアルバムです。
第5位 曇りトキドキ猫(友利花)
声優として有名なゆりしーこと落合祐里香さんが、女優名の友利花としてリリースしたナンバー。ゆったりふわふわとしたバラードです。
辛いことも苦しいこともたくさんあるけれど、猫のようにのんびり生きよう、と言う気持ちが込められた歌詞です。焦りすぎて周囲が見えなくなってしまう時は、のんびりとご飯を楽しんだり、景色を楽しんでみましょう。怖いこともあるけど世界は綺麗です。猫さまはいつも大切なことを教えてくれますね。
第4位 ふしあわせという名の猫(浅川マキ) アルバム「Single Collection」より
1970年頃よりアンダーグラウンドカルチャーの第一人者として活躍された浅川マキさんのシングル。もの悲しさ、哀愁ただよう曲調が印象的なナンバーです。
初めて聴いた時から、この曲の雰囲気には圧倒され、引きこまれてしまいました。いつか迎えに来ると言ったまま、いつまでも帰ってこない男性。もう自分に春は来そうにありませんが、「一人ぼっちという名の猫」が寄りそっているので、寂しくはないそうです。強がりの中に恨みも潜んでいるような決意を歌った曲です。
第3位 猫のプシュケ(Goose House) アルバム「Goose house phrase #03 Wandering」より
Goose house
ジャンル: J-Pop
リリース日: 2012-06-04
価格: 1,500円

posted with sticky on 2015.7.29
Goose houseは個々で活動するシンガーソングライターがユニットとして曲を制作しているグループです。
歌詞には一見猫は出てきませんが、この曲の歌詞は同じくGoose houseにより制作された絵本「猫のプシュケ」の物語を元に作られています。
一匹の黒猫が一人ぼっちの女の子と出会い、彼女の人生を変えていきます。そして女の子には恋人が出来ますが、その時黒猫は彼女に恋をしてしまっていることに気づきます。その気持ちを女の子に伝えられないまま、天国へ行ってしまう猫のプシュケ。切ないです。
第9位「君と話せたなら」でもそうですが、猫が人間に恋してしまうストーリーは結構あるようです。飼い主に興味がないフリをして、実はゾッコンなのかもしれませんね。
第2位 キミは大将!(たなかかつみ)
猫の大将がラーメンを作るアニメ「猫ラーメン」のオープニング曲。環七沿いにもこんな素晴らしいラーメン屋はありません。コミカルな曲調に大将の可愛らしい粋な姿勢が表現されたナンバーです。よくある猫の「ニャー」という声だけでなく、曲の終わりに猫のゴロゴロ音を使用している点も、音楽性の面で高評価です。
この曲単体ももちろん素晴らしいのですが、私が特に感銘を受けたのはミニアルバム内に収録された曲のラインナップです。
1.キミは大将!! (Original Mix)
2.キミは大将!! (Batida de Bossa)
3.キミは大将!! (Garage Rock Mix)
4.キミは大将!! (Trance Mix)
5.キミは大将!! (Instrumental Mix)
1つの原曲の魅力を引き出すための、このリミックス曲の多さ。やりすぎ大変手が込んだアルバムです。1粒で5度美味しいアルバムというのもなかなか無いでしょう。
南国で聴くのにピッタリなボサノバミックス、ライブハウスでコピー演奏しても盛り上がりそうなロックミックス、クラブハウスで流せば盛り上がりそうなトランスミックス。そして同じ曲を4回続けて聴いて疲れた時に絶妙なタイミングで流れてくるボーカル無しのインストゥルメンタルミックス。猫ラーメンの世界にどっぷり浸かれる作品です。
第1位 猫になりたい!(寺嶋由芙)
「古き良き時代から来ました。まじめなアイドル、まじめにアイドル」というキャッチコピーでアイドル活動をしている寺嶋由芙さんのサードシングル。
まず、タイトルに全面同意であります。きまぐれな態度で想う人に愛されたいけど、すぐ順従になってしまう。これではまるでワンちゃんです。猫のようになるには、簡単そうに見えてかなり難しいのです。その憧れがあるからこそ、人は猫を求めてしまうのかもしれません。
PVもYouTubeに公開されていますが、そちらも素晴らしいです。
(出典:Youtube)
可愛いにゃ。
やはり猫耳は正義です。ランキング一位となりましたこの曲を勝手にNyasPaperのテーマソングに認定させて頂くので、閲覧時はこの曲を各自流して頂くことを推奨致します。
今回ご紹介した曲のApple Musicプレイリストを作成しましたので、こちらをクリックして是非猫さまの世界を堪能して下さい。