NewsPicks梅田優祐社長がこれほどまでに輝いた理由
2016/05/24
これは昔昔のお話。
ある田舎にゆうすけという少年が住んでいたそうです。そこの自然は美しく、ゆうすけ少年はいつも駆け回って、遊んでいました。
そのゆうすけ少年もぐんぐん成長し、みごとに大学に合格したそうです。
しかしさすがは大学生、時間がたっぷり余っていたので、ゆうすけ少年は世界放浪の旅に出て行く決心をしました。
その放浪の旅では、気の向くままに、動きたかったら動き、もう少しとどまりたかったらとどまる。そんなゆぅらりした旅を送っていたそうです。
そんなある日のこと、バックパックを抱えたゆうすけ少年は、何かきらめくものを路上で発見しました。
「あれ、これは何だろう」
と、気になったゆうすけ少年はそれを拾いました。
するとどうでしょう。ゆうすけ少年の肩の上にヒョイと飛び移り、そこでぷかぷか静止してしまいました。
不思議なこともあるものです。
さて、そんなゆうすけ少年も青年となり、戦略コンサルタント、のちに投資銀行の仕事に携わりました。
そこでの仕事は忙しかったのですが、ゆうすけ青年は負けずに働きました。
大変で辛い時、ゆうすけ青年は頭の中で、元マッキンゼーの波頭亮さんの本にあるこんな言葉を思い出していたと言います。
と、そんなある日、またしてもあのキラキラを見つけてしまいました。しかも今度はゆうすけ青年にむかってゆらゆらと飛んできたのです。
そうして今度はゆうすけ青年の反対側の肩の上にゆうらりと来て、静止してしまったそうです。
ゆうすけ青年はなんだか自分に力がみなぎってくるのを感じました。
こうして力のみなぎったゆうすけ青年は、さらなる自由を求めてUZABASEという会社を立ち上げようと思い立ちました。
その業績は徐々に伸び、ゆうすけ青年は乗りに乗っていたそうです。
しかしそこで毎日毎日働いていたある日、ゆうすけ青年はなにかがおかしいことに気がつきました。
そう、実はキラキラの輝きが弱まっていたのです。
ゆうすけ青年は自問自答しました。
「なぜだ。なにがおかしい。毎日一生懸命に働いているのに、どうしてこうなってしまうんだ」
そうして何日も何日も悩んだ末に、ゆうすけ青年は「自由」が足りていないことに気がついたのです。
「自由を求めて企業したUZABASE。UZABASEでの仕事は順風満帆で、仕事においては自由にやれている。しかし、プライベートはどうだ?こんな東京の息苦しいところに住むことは、自分の本当の幸せとは違うんではなかろうか?」
と、そう思い立ち、ゆうすけ青年は神奈川の葉山に移り住むことをすぐに決心しました。
田舎の空気はおいしく、海や山に囲まれ、家族と暮らす生活。波が来た時にはサーフィンを楽しみ、ゆうすけ青年は、ここ数年忘れていた本当の「自由」に改めて気付かされたのでした。
そうしてキラキラの輝きも戻って来たある日のこと。
天から小さな雲がもくもくと地上に向かってくるではありませんか。
しかもその上には何かが乗っています。
「ほ、ほ、仏だ!!」
雲の上にはそれはそれは綺麗な顔をした仏様が、あのキラキラを持って微笑んでいたのです。
仏「お前は3つめのキラキラを授けるにふさわしい人物。さっそく授けよう」
ゆうすけはこれにたいそう驚きました。
ゆうすけ「3つのキラキラが揃う時、一体何がおこるのですか?」
仏「黒と白のシマシマ模様の命を召喚する能力がつくであろう」
ゆうすけ「その命というのは、一体何なのですか?」
仏「時期が来ればわかるであろう。その時になったら、この呪文を唱えるのじゃ。「News is not always black and white」」
こうして仏様は、なぞの呪文を伝授し、天に去って行ったとのことです。
さて、3つ目のキラキラを得たゆうすけ青年はさらなる力がみなぎってくるのに気がつきました。しかも今回は体からとんでもない量の光まで放っています。
「こ、これはどうしたことだ!」
「う、う、うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
ゆうすけ青年は自分の体からでる光のあまりのまばゆさに、一瞬目を瞑ってしまいました。
「あ、ああ。ここはどこだ?」
ゆうすけ青年はどうやら長い間眠りについていたようです。周りには綺麗な自然が広がっています。
「なんだ、葉山の僕の家の近くの野原じゃないか。家に帰ろう」
そうして家までトコトコと歩いて帰り、手を洗おうと洗面所の鏡を見たゆうすけ青年はびっくりしました。
「な、なんだこれは!!」
そこに映っていたのは、今までとは見違えるような、とんでもない能力を有するゆうすけ青年の姿だったのです。
そこでゆうすけ青年は手を振り上げ、あの呪文を唱えてみることにしました。
「News is not always black and white!!!!!!!!!!!!!!」
こうして出来上がったのが、いまのNewsPicksだと語り継がれています。
おしまい
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