子宮頸がんワクチンの副作用よりもマスコミの偏向報道の方が有意に恐ろしい件
2016/08/13
@zzeldathecat
子宮頸がんは、婦人科がんの中で最も罹患率の高いがんですが、その原因の90%はHPV(ヒトパピローマウイルス)感染であることが判明しています。
そのため、癌の中では珍しく予防療法が確立された癌の1つであり、予防療法であるHPVワクチンの摂取により50%~70%の患者がHPV感染の発症を防げます。
しかし、この50%~70%もの患者を救うHPVワクチンの摂取の“積極的な”推奨を、厚生労働省は平成25年6月14日に辞めました。理由は、HPVワクチン接種後の小児の体に、失神、慢性疼痛などの副作用が診られたからです。
この副作用の症状解明のため、平成25年度から厚労省は国費を使って「池田班」と「牛田班」の2つの研究班で研究を実施してきました。そして、ついにその成果が平成28年3月16日に発表され、結果は「HPVワクチンが脳障害を引き起こす疑いがある」と池田班から報告されました。
この結果を受け、全国子宮頸がんワクチン被害者連絡会が国と製薬会社を相手に訴訟準備を進めていた矢先の平成28年6月17日、とある1人の医師であり医療ジャーナリストの記事がWedgeに掲載されました。
3カ月に及ぶ取材で明らかになったのは、信じがたい捏造行為の存在だった――後篇の公開を保留していたのには理由がありました「子宮頸がんワクチン薬害研究班に… https://t.co/xBPHFgpoQz
— 村中璃子 (@rikomrnk) June 16, 2016
Wedge7月号のHPVワクチンに関する記事を読みました。正確には、「捏造」というより画像の極端なチェリーピッキングですね。これも不正に相当しますけれど。どのマウスでも同様な結果であったのに、HPVワクチンを投与したマウスのみに異常が現れたかの様な提示をしていたという指摘です。
— 片瀬久美子@暑いの苦手 (@kumikokatase) June 19, 2016
Wedge7月号のHPVワクチンに関する記事を読むと、池田班の発表はミスリードが大きすぎて、捏造といっても差支えないかも…。記事を信用すれば、「サーバリックスだけに自己抗体の沈着あり」という結論にした池田研究班の発表資料(P59)は、研究倫理的に問題になるかと思います。
— 片瀬久美子 (@kumikokatase) 2016年6月19日
しかも、発表された画像(池田班発表資料P59)は、ワクチンを打ったマウスの脳ではなく、ワクチン接種後2、4、12か月後に各ワクチンを接種したマウスから血清を採取して、別のマウスの脳切片にふりかけて撮った画像とのことです。https://t.co/Vk1AYImRpr
— 片瀬久美子 (@kumikokatase) 2016年6月19日
@m0370 元のマウスは注射、これで異常なら分かりますが、別マウスの脳に血清をふりかけたとなるとプロトコルの根底が不正になります。BBBを超えないからとこれをやらかしてますしね
— EARL@世界ALSデー (@DrMagicianEARL) 2016年6月19日
ところで例の「ワクチン副作用の調査に捏造が」って話を大手メディアが扱おうとしないの、情けないと思うと同時に事情に微妙に心当たりがあるんですよね。あれ、ネタとしてでかすぎるんですよ。研究者としても活動家としても悪質すぎて、万一誤報だったらシャレにならない。私もRT躊躇するレベル。
— PKA (@PKAnzug) June 23, 2016
Web記事出して5日、雑誌が出て3日経ってもどこも報じない。この国は行政やアカデミアはおろかマスコミも事なかれ主義の機能不全なのか。人命に関わる、STAP事件の比にならないほど社会的インパクトのある捏造問題なのに。
— 村中璃子 (@rikomrnk) June 22, 2016
HPVVの捏造事件、実際STAPなんかよりもずっとおおごとだと思うんだけど、全然報道がないなー
— 菊池誠(9/26チキンジョージ) (@kikumaco) June 26, 2016
あれだけどの局も子宮頸がんワクチンは危険って大々的にやってたからバツが悪いのかも知れないけど、これをスルーしたらあかんでしょう。謝ったら死ぬ病気なんかな? https://t.co/OBiSpxgssR
— 宋美玄 (@mihyonsong) 2016年6月22日
まあ他のマスコミの記事になるならないに限らず今度の子宮頸がんワクチン訴訟では確実にマウスモデル研究の不正の話が裁判中に出てくるのは避けられんよ。原告側の致命傷になりかねない不正だし国の弁護団が見逃すわけがない。そのあたり妨害してる記者は分かってないんかね? >RT
— シン・EARL@敗血症啓発月間 (@DrMagicianEARL) June 26, 2016
発達障害もHPVワクチンも、標準的医療を否定するだけの医療ジャーナリスト伊藤隼也氏。NEWS23の岸井&膳場、池田としえ氏も含め、彼らの行っているデマ情報の流布がどれだけ医療の混乱をきたした事か。マスコミが検証すべきはこうした事案だ pic.twitter.com/luQQyitwoq
— io302 (@io302) June 26, 2016
拙文です。お読みいただければ幸いです。
子宮頸がんワクチン研究班捏造問題を報じぬメディアの罪 | NEXT MEDIA "Japan In-depth"[ジャパン・インデプス] https://t.co/5fRjxeaWSm— 上 昌広 (@KamiMasahiro) June 25, 2016
子宮頸がんワクチン調査 名古屋市が結果を事実上撤回 #nhk_news https://t.co/cokWXHnenS
— NHKニュース (@nhk_news) June 26, 2016
子宮頸がん「全国で初めて大規模調査を行った名古屋市が、ワクチンを接種したグループとしなかったグループとの間に症状の差は無かったとする分析結果を事実上撤回し、今後、データの分析はしない方針であることが分かりました」(えっ!) https://t.co/okXV3KF6O8
— Haruhiko Okumura (@h_okumura) June 26, 2016
意味不明。ー 子宮頸がんワクチン調査 名古屋市が結果を事実上撤回 | NHKニュース https://t.co/Ej8oSEzO4D
— 岩田健太郎 (@georgebest1969) June 26, 2016
なんかすごい闇が飛んできた RT 子宮頸がんワクチン調査 名古屋市が結果を事実上撤回 | NHKニュース https://t.co/fSCM9CRfMQ
— のーないすこうぷ (@nonaiscope) June 26, 2016
速報を外した時から嫌な予感がしたのだけど、政治的判断があったのだろうか?/子宮頸がんワクチン調査 名古屋市が結果を事実上撤回 | NHKニュース https://t.co/G9Ma4FTz2Y
— かるがもクリニック@病児保育こがも (@atsushimiyahara) June 26, 2016
子宮頸がんワクチン薬害捏造疑惑の現時点での問題点。1.サイエンスへの冒涜、2.現在ワクチンで苦しんでいるとされている少女たちへの冒涜、3.現在過去未来の子宮頸がん患者への冒涜。日本は今後も子宮頸がんで苦しむ女性・悲しむ家族(遺族)が他国と比べても減らない国になるのだろうか…
— かるがもクリニック@病児保育こがも (@atsushimiyahara) June 25, 2016
一昨年、子宮頸がんで亡くなった私の婚約者は、18歳の息子と10歳の娘を遺して亡くなる前に「このワクチンが自分の若い頃にもあったならな」と、何度も何度も言っていました。
— Eiji-Satoh (@matsu0321s) 2016年6月22日
私自身が日頃参加したりしているガンカフェや癌患者の交流会でも、特に30~40代で幼い子供を抱えている子宮頸がん患者のお母さん方が、自分の若い頃にHPVVがあったなら、今こんな事になっていなかっただろうなと、時には涙を浮かべながら話しています。
— Eiji-Satoh (@matsu0321s) 2016年6月22日
勿論、今現在ワクチンの副反応と言われている若い方々の苦しみがどうでもいいとか、未来の事だけを考えればいいとも思いません。
そうした若い方々の原因究明や症状回復の為に、もっともっと医療界で取り組んで欲しいとも思っています。原因や理由はどうあれ、患者が苦しんでいる事は事実ですから。— Eiji-Satoh (@matsu0321s) 2016年6月22日
しかしながら、未来の子宮頸がん患者を減らす可能性があるワクチンについて、一部にあるような利益相反だの陰謀だのと喧伝して、未来の可能性を消し去る事は、現在進行形の癌患者の1人として、やめて欲しいと思う。
— Eiji-Satoh (@matsu0321s) 2016年6月22日
医師として目の前の患者の命を救うことも然ることながら、医療ジャーナリストとして真実を追求、明らかにすることで将来の患者の命を救った村中璃子氏に敬服いたします。