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死ぬ癌と死なない癌

      2016/08/13

nekogazo

世の中には二種類の癌があります。死ぬ癌と死なない癌です。厳密には、癌は死ぬか死なないかの二元論的な考えを持ち込めないのですが、本記事では、死ぬ癌とは癌と診断されてから10年以内に死ぬ確率が50%以上の癌、死なない癌とは癌と診断されてから10年以内に死ぬ確率が50%未満の癌と定義することにします。

では、この定義に従いますと具体的にどのような癌が死ぬ癌で、どのような癌が死なない癌なのでしょうか?国立がんセンターより2016年1月に公表された癌10年生存率の統計結果をもとにみてみましょう。

がんセンター

上記表では、縦軸に癌の発生部位別、横軸に癌の進み具合別で分けられており、計64種類の癌が分類されています。そして、この64種類の癌のうち死ぬ癌を赤で、死なない癌を白で色分けしております。この表からわかることは、癌は発症部位が同じでも進行具合により死ぬ癌と死なない癌に分かれるということです。

64種類のうち29種類の癌が死ぬ癌で、残りの35種類の癌が死なない癌に分けられています。例えば乳癌の場合、進行具合が1段階から3段階目までですと死なない癌ですが、4段階目になりますと死ぬ癌になります。また、甲状腺癌ですと1段階から4段階のどの段階でも死なない癌であるのに対して、肝臓癌や膵臓癌ですとどの段階でも死ぬ癌となります。

このように、癌は発症した部位が同じでも、その進行具合により死ぬか死なないかが決まります。ですので癌で死なないためには、死ぬ癌になる前段階でなにかしらの対策を打たねばなりません。

この対策として真っ先におすすめしますのが癌検診です。肺癌、乳癌、胃癌、大腸癌などのように段階によって死ぬか死なないが分かれる癌は、がん検診により死ぬ癌になる前段階で発見できれば癌で死ぬ確率が低くなると科学的に証明されております。

また、肝臓癌のようにどの段階で発見しても死ぬ癌は、癌になる前段階の病態時に対策を打たねばなりません。例えば、肝臓癌になる人のほとんどはその前段階で肝炎に罹ってことがわかっています。肝炎は肝臓癌と比べて検診、治療ともにその成績が良いので、肝臓癌になる前段階である肝炎に罹った時に対策を打てば癌で死ぬ確率が低くなります。

肝臓癌以外にも、胃癌の前段階であるピロリ菌を除菌したり、子宮頸癌の前段階であるヒトパピローマウイルスの感染を予防するワクチンを摂取したりするなど、死ぬ癌になる前段階で打てる対策はあります。

以上のように、癌には死ぬ癌と死なない癌がありますが、死ぬ癌でもその前段階の対策により死なない癌にできる癌があります。この対策をするかしないかは医師でなくあなたの責任ですので、癌で死にたくない方は癌検診をはじめとした対策をしましょう。


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