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ストレス社会を闘うあなたに猫を。

猫写真家・末吉弦太が教える猫をカメラで上手に撮るために知っておきたいたった1つのこと

   

スコティッシュフォールド

@muller_73

nyaspaperNyasPaper「実物の猫は可愛いのに写真の猫はなぜだか可愛くない。このような悩みを持つ人間は多いが、その原因は人間にある。そこで本日は、猫写真家である末吉弦太に猫を可愛くカメラで撮るためのコツについてインタビューをした。このコツが多くの人間に伝わり、可愛い猫がインターネット上にも増えれば幸いである。」

末吉弦太

末吉弦太(すえよしげんた)
写真家。10代の頃よりカメラを手にして撮影を行い20代の頃、制作として入社した広告会社で撮影業務も行うようになり、現在はWEB制作会社にて主に撮影と管理業務を行っている。猫を撮り始めたのは、猫を飼い始めた21歳から数年経ってのこと。

nyaspaperNyasPaper「吾輩は猫である。そして、悩んでおる。というのも、最近の人間はインスタをはじめとしたSNSに吾輩たちの写真を無許可で掲載するからだ。かっこかわいい姿を掲載してくれるならまだしも、その姿がブサイクときたから、たまったもんではない。」

スコティッシュフォールド

末吉弦太末吉弦太「どんな姿でも猫である限りかっこかわいさは伝わります。ただし、その猫らしさが伝わる写真と伝わらない写真はたしかにありますね。」

nyaspaperNyasPaper「ふむふむ。実に興味深い。詳しく聞こうとしようか。その前に、お主は何者じゃ?」

末吉弦太末吉弦太「私はカメラマンの末吉弦太と申します。猫の写真を撮り始めたのは22〜3歳の時だから、今年で15年くらいになります。」

nyaspaperNyasPaper「猫歴15年か。ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ。お主はわかっておるのお。ところで、お主はなぜ猫を撮り始めたのか?」

末吉弦太末吉弦太「なぜでしょうか?自分でもよく分かりません。気づいたら猫を撮るようになっていました。もともと自分は小さい頃に猫に咬まれた経験から猫が嫌いだったのですが、ひょんなことから21歳の時に猫を飼うことになりまして。」

nyaspaperNyasPaper「どんにゃひょんにゃことにゃ?」

末吉弦太末吉弦太「友人の家で飼っていた猫が子供を数匹産んだのですが、2匹だけ引き取り手が見つからず。困った友人から「飼わなければ保健所に連れて行くけどいいかな?」と押しつけられまして。」

nyaspaperNyasPaper「ほ、保健所?」

末吉弦太末吉弦太「どうぞどうぞ・・・」

スコティッシュフォールド

nyaspaperNyasPaper「まさかお主?」

末吉弦太末吉弦太「と言いたいところでしたが、保健所に連れて行かれるのはなんだか可哀想な気がして。里親が見つかるまで預かろうと思ったのが、ずるずると今も一緒に暮らしています。」

nyaspaperNyasPaper「下僕。おっと失礼、人間の鏡だな。猫に仕える経験をして学んだことはたくさんあっただろ?」

末吉弦太末吉弦太「はい。猫と暮らしてみて、猫が好きになってから、飼い猫と野良猫では行動の特性や意図が違うことに気がつきました。」

nyaspaperNyasPaper「ふむふむ。続け給え。」

末吉弦太末吉弦太「例えば、人間に向かって鳴く時は、家猫の場合に単に甘えたいだけの場合もありますが、野良猫の場合にはゴハンを要求するためだったり、威嚇だったり様々です。相手が何を考えているのか?その気持ちをを想像するのが楽しいですね。」

nyaspaperNyasPaper「猫が何を求めているか?を常に考え、その一歩先を読んで行動するとは。下僕の鏡じゃな。」

末吉弦太末吉弦太「うん?」

nyaspaperNyasPaper「気にするでない、気にするでない。こっちの話じゃ。猫の気持ちを考えるようになって以降、猫の写真を撮るのも楽しくなっただろ?」

末吉弦太末吉弦太「はい、楽しくなりました。写真を取りに行くと、5時間くらい費やすこともあります。だいたい撮るのが1時間、見るのが4時間くらいですね。」

nyaspaperNyasPaper「撮る時間と見る時間のバランスがおかしくないか?」

スコティッシュフォールド

末吉弦太末吉弦太「見ることに時間をかけることで相手を理解し、相手らしい瞬間を捉えるにはむしろ少ないくらいです。」

nyaspaperNyasPaper「詳しく聞こう。」

末吉弦太末吉弦太「例えば、世間の人は野良猫=無愛想と決めつける人もいます。しかし、中には人懐こい子もいて、それは千差万別です。だから、自分はその猫らしさを写真として残すためによく見ることにします。」

nyaspaperNyasPaper「我輩、猫界のキムタクと呼ばれた猫。違いをわかってくれたことに対して、猫を代表して礼をいう。」

スコティッシュフォールド

末吉弦太末吉弦太「恐縮です。」

nyaspaperNyasPaper「話を続け給え。」

末吉弦太末吉弦太「今のでだいだい終わりですが。」

nyaspaperNyasPaper「いいから話を続け給え。」

カシャ

末吉弦太末吉弦太「ファインダーを覗かず、被写体と目を合わせながら撮ることもあります。人間を撮影する時も、カメラをしっかり構えるとモデルが構えて表情が硬くなったりするので。それと同じ感じです。ほら、自然な表情でしょう。」

スコティッシュフォールド

nyaspaperNyasPaper「これはモデルがよいだけじゃ。」

末吉弦太末吉弦太「写真をセオリー通りに撮るための技術は勉強すれば身につきます。それはあって当たり前の話。そのうえで自分が重視するのは被写体に対する観察や理解、いかにコミュニケーションをはかるか、など気持ちの部分ですね。」

nyaspaperNyasPaper「人間ながら天晴じゃ。褒美として小判をやろう。」

末吉弦太末吉弦太「ありがとうございます。」

nyaspaperNyasPaper「話を続け給え。」

末吉弦太末吉弦太「今ので本当に終わりですが。」

nyaspaperNyasPaper「いいから話を続け給え。」

末吉弦太末吉弦太「続きは横浜赤レンガ倉庫ねこ写真展で」

スコティッシュフォールド

『横浜赤レンガ倉庫 ねこ写真展 2016 ~今を生きる猫たちのキロク・キオク~』
開催日時:2016年11月2日(水)〜7日(月)10:00〜19:00 ※7日は15:00まで
開催場所:横浜赤レンガ倉庫1号館 2階イベントスペース
入場料:500円(小学生以下無料)

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