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糖質制限ダイエット「で」死ぬ人と死なない人

      2016/06/29

糖質制限ダイエットと死に相関関係はありますが、一部の例外を除いて因果関係はありません。その例外とは肝硬変、腎不全などの病気を罹っている人です。

彼らは糖質を制限することがその病気の症状を悪化させますので、糖質制限とその死に因果が見られます。ですので、肝硬変や腎不全が弱っている方は糖質制限ダイエットをやってはいけません。

悩ましいのは、上記のような病気に罹ってない人が糖質制限ダイエットをすべきかどうかについてです。なぜなら、糖質制限ダイエットと死の相関関係を証明する根拠も否定する根拠もあるからです。例えば、相関関係を証明する根拠として、一流医学誌のBMJで報告されています。

Low carbohydrate-high protein diet and incidence of cardiovascular diseases in Swedish women: prospective cohort study

上記論文では、糖質制限をしたスウェーデン人のうち、その制限量が増えれば増えるほど心疾患による死亡率が高くなったと報告されています。

この報告では因果が明らかではないですが、摂取エネルギーの内訳が糖質から脂質に偏ることで動物性脂肪摂取が増え、その結果コレステロールが増加し、動脈疾患を発症させたと推測されます。

この一方で、糖質制限ダイエットと死の相関関係を否定する根拠が一流医学誌のNEJMで報告されています。

Low-Carbohydrate-Diet Score and the Risk of Coronary Heart Disease in Women

上記論文では、糖質制限をした看護師の女性のうち、その制限量が増えれば増えるほど冠動脈疾患のリスクが低くなったとの報告されています。

この報告でも因果が明らかではないですが、総カロリー量に占める糖質の割合が増加すればするほど血糖値が乱れ、その乱れを発端とした糖尿病などが冠動脈疾患の発症を増加させたと推測されます。

以上のように、糖質制限ダイエットと死亡に因果関係はないですが相関関係はあります。しかし、この相関関係は肯定も否定もされています。

このように明確な解が得られない状況では、糖質制限をするメリットとデメリットを自身の体に基づいたうえで天秤にかけ、すべきかどうか判断するのが賢明です。

例えば、食後血糖値が高い人は糖質制限をしてでも血糖値を下げることを優先すべきです。食後血糖の高さは、脳卒中などの心血管系イベントの発症と相関しますから。この相関性は、糖質制限による心疾患での死亡の相関よりも明らかです。

例えば、痩せてモテたいと考える人は糖質制限をせずに内面を磨くことを優先すべきです。外見を重視する相手よりも、内面を重視する相手と巡りあう方が人生幸せですから・・・

でっていう

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