NyasPaper

ストレス社会を闘うあなたに猫を。

東大生に愛して欲しかった数式

      2016/08/13

猫の平均体重は3kgから5kgだと言われております。仮に、体重4kgの猫がアルコール度数25度の焼酎1.1リットルを飲んだ場合、アルコール血中濃度は約8.25%となり、この数値は死を意味します…

猫 画像

因数分解、微積分、線形代数など、東大生は数式を愛しています。正確には、東大生になるために必要な数式は愛していますが、東大生になるために必要ない数式は愛していません。

上記記事では、テニスサークルのコンパにおいて、焼酎約1.1リットルを飲み、急性アルコール中毒で死亡した東大生(当時21歳)のご両親が、サークルメンバーを提訴したと報道されております。

提訴理由は、死亡した東大生が急性アルコール中毒症状を発症しているにも関わらず、他の東大生が救急車を呼ばずに放置し、コンパを続けたために、助かるはずの命が助からなかったからだそうです。

確かに、ご子息を亡くされたご両親がその友人を提訴したい気持ちは理解できます。理解できますが、ご子息が盛り上げ役の「コンパ長」を拝命した上での飲酒であることから、死因はアルコール血中濃度を算出する数式の無知によるものとも考えられます。つまりは、無知の罪です。

アルコールの血中濃度(%) = (飲酒量(cc) ×アルコール度数(%)) ÷(体重(kg) ×833)

上記は、アルコール血中濃度の計算式です。この血中濃度は濃度数により6段階に分かれ、0.02から0.04%を爽快期、0.04から0.1%をほろ酔い期、0.1から0.15%を酩酊初期、0.15から0.3%を酩酊期、0.3から0.4%を泥酔期、0.4から0.5%を昏睡期と呼びます。

これら段階の中でも昏睡期は死の危険性がある状態です。ですので、この段階の存在を知らずに大量のアルコールを摂取した結果、急性アルコール中毒により死亡しても、そんな数式は知らなかったでは済まされないのです。

もちろん、アルコール血中濃度は体重とアルコール重量だけでは決まりません。例えば、肝臓でアルコールを分解するアルコール脱水素酵素と、アルコールを分解して生成されたアセトアルデヒドを分解するアルデヒド脱水素酵素もアルコール血中濃度に影響します。1)

特に、日本人は欧米人と比べて遺伝的にアルデヒド脱水素酵素の働きが弱いとされておりますので、計算式で算出されたアルコール血中濃度を高く見積もってもよいくらいです。

東大生以外にも、慶応大生一橋大生など、世間一般で頭が良いとされている学生らが、急性アルコール中毒による命を落とす事故が後を絶えません。受験勉強に必要な数式を勉強することも重要ですが、それと同等以上に生きていくために必要な数式の勉強も重要です。

REFERENCE
1)アルコールの吸収と分解

この記事にコメントをする

記事に猫ちゃんの画像掲載を希望するご主人様はNyasPaperのFacebookページでいいね!後、TwitterもしくはInstagramにて#nyaspaperをつけて画像の投稿をお願いしますにゃ

 - NyasPaper編集部のネタ